その保湿効果は?コットンを使う理由
コットンでケアするメリット

コットンを使うメリットはまず「清潔さ」。手指には肌トラブルの原因となる雑菌が残っている可能性がありますが、その点、コットンを使えば安心。
また、「塗りムラが起こりにくく、保湿効果が高い」事もコットンのメリットです。
パッティング効果を測定したところ…

28~37歳の女性30名を対象に行われた2009年の実験では、顔の半分に手で化粧水をなじませ、もう半分にはパッティングを施して、2週間後に左右の結果を比較しました。
個人差もありますが、2週間後に肌水分量を計測すると、コットンでパッティングを行った方が水分保持効果が高かったそう。

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さらに、「ローションパック」と「パッティング」を併用した場合、肌の水分量がよりUP!
「かさつき」「肌のきめ」「はり・つや」「なめらかさ」「脂っぽさ」「毛穴の目立ち」「透明感」「化粧のり」「化粧もち」などが改善されたという実感があったそう。
デメリット

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では、コットンを使うデメリットとは何でしょうか?
メリットも多いコットンですが、商品によっては繊維が肌に残ってしまう事も。また、敏感肌さんにはチクチクしたり、刺激になる事もあります。
自分の肌のタイプをよく知って使い分けたいですね。
コットンの刺激が苦手な人も。手でつけるメリット・デメリット
素手によるケアのメリット

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手指は優秀なセンサー。素手で化粧水をつけるメリットは、指の感触で「その日の肌のコンディションがよくわかる」事。
敏感肌さんのお肌にもやさしく、「化粧水が無駄なく使える」のも嬉しいですね。
デメリット
素手でのケアのデメリットは、手の状態に気を配る必要があること。雑菌を肌につけてしまわないように、ケアする時の手は清潔に保ちたいですね。
また、さっとつけるだけだと塗りムラが発生しやすく、保湿効果ではコットンに軍配が上がります。
「500円玉大」の化粧水をてのひらにとり、顔の中心から外側に向かって化粧水を少しずつなじませていきます。まぶたや目の横なども忘れずに。
最後に手のひらで顔を包み込むようにして、ハンドプレスを行います。
それから、美容液や乳液・クリーム等で仕上げて。
なぜコットンは毛羽立つの?上手なコットンの使い方・塗り方のこと
コットンが毛羽立たない「塗り方」とは?

こすりすぎや叩きつけるようなパッティングはお肌のダメージにつながるので避けましょう。
毛羽立ちを防ぐためには、十分な量の化粧水をつける事も大切です。それでもだめなら、毛羽立ちにくいタイプのコットンを選んで。
化粧水の「使用量」は手のひらにどれくらい?

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少なすぎるとせっかくよい化粧品を購入していても効果が出ず、摩擦でお肌にダメージを与えてしまいます。コットンで塗る場合も、化粧水の適量は500円玉大。コットンをのせた指が透けて見えるくらいが目安です。
大人ニキビにおすすめ「コットンパック」のやり方
1.コットンを化粧水にひたす
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裂けるタイプのコットンを選び、たっぷりの化粧水にひたします。
ニキビができている時には、敏感肌用の消炎効果のある化粧水を選ぶとより効果的かもしれません。セラミド等が配合されているものも◎
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